NHK放送文化研究所シンポジウム その1

今日はNHK放送文化研究所シンポジウムを聴講してきました。
詳しくは後日整理した上で、再度書きますが、今回のシンポには竹中先生と堺屋先生がパネリストとして参加しました。
放送文化研究所のシンポジウムと言いながら、放送事業者が直面している厳しい現状が、伝送路の独占が生み出す広告料収入の余剰によるコンテンツ作成というビジネスモデルの構造的要因(堺屋先生は55年体制と、竹中先生は90年代の銀行に例えていました)によるものなのか、経済情勢によるものなのか(竹中先生は100年に一度という表現に対して30年代の米国の事情を引き合いに出して否定しておりました)という議論に多くの時間が割かれ、後者を主たる理由とする(したい)放送側の方とご両人の主張が噛み合わないまま終了しました。
5月31日に編集されて教育テレビで放送されるようですが、放送できない部分が多いような気がしました。
 
個人的には放送事業者側の方々の主張には空しく聞こえるものが多かった。
 
コーディネーターの最後の締めの言葉は感傷的な響きをもって会場に響きました。
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